@moosoo_zakka
餌場のフタに、元々0.1mmほどの隙間があります。
その穴を毎日毎日かじり、ひたすら外を目指していた1匹の蟻。
そして実店舗オープンの日の朝…蟻は力が強いので、かじった拍子にフタがわずかに持ち上がってしまったのか、首がフタに挟まっていました。
すぐに外してあげるも、すでに画像の状態。
横の蟻が全身を労わるように舐めていましたが、そう時間がかからない間に動かなくなってしまいました。
何ヶ月にも渡りかじり続けた蟻。
最後の最後は、夢にまで見たであろう外に頭を出して最後を迎えました
。彼女はわずかとはいえ外に出られて幸せだったのでしょうか?
普段は気にもとめてませんでしたが、あの齧る音が聞こえなくなるのは、少し寂しいですね。
さようなら、ゆっくり休んで。
◆インスタグラムより◆